出典:https://www.imdb.com/title/tt0120382/mediaviewer/rm1316941568
ストーリー
平凡な保険営業マンのトゥルーマンは妻を持ち、家を持ち、車を持ちいたって普通な生活を過ごしていた。
フィジー島という島に行きたいと夢を見ていたが、その夢を周りの人が止めて残念がっていた。
ある日、町を行き交う人や々他人の言動がおかしいことに気づき、その平凡な日常に違和感を覚える。
トゥルーマンはこの世の中はもしかすると誰かの手によって作られたものではないか?と予想した。
そこでトゥルーマンはそれを確認するために、フィジー島を目指し、海へ出かけるのであった。
果たして海の向こうはトゥルーマンの予想した物だったのだろうか?
感想・レビュー
人権を無視した最低な映画
「トゥルーマン・ショー」はポップで面白おかしく描かれている作品だが、冷静になってみると、人権を完全に無視した最低な映画だということがわかる。
トゥルーマンはこの世に生を受け、数十年の間、ずっとテレビ番組制作者によって飼われたいたんですよ。
それって一生を飼い主の家で過ごす飼い猫みたいなもんですよね。
人権を生まれながらに剥奪されたトゥルーマンがかわいそうで、見ていて非常に不快でした。
終盤でトゥルーマンに世の中が作られたものだとバレて、制作指揮者がトゥルーマンをあの手この手で元の部屋に戻そうとする様も不快極まりない。
船を転覆させ、殺してしまおうとするシーンは不快オブ不快!
こんな明るいパッケージにしてはいけないレベルで酷い話でしたね。笑
たまには遠出すると良いと思った
この映画で1つ学んだことは、たまには遠出しようぜってこと。
僕はインドアでフットワークも重くて、普段あんまり遠出しないんですよ。
トゥルーマンも同様で、それまで島から1回も出たことがない青年でしたよね。そのせいで世界が偽りだったことに気づくことができなかった。
しかし、意を決してトゥルーマンは島を出ることでこの島は偽物だったと気づくことができました。
こんなかんじで現実生活でも遠出や旅行、冒険をすることが新たな発見につながることかもしれないとトゥルーマン・ショーを観て思いました。
もっと旅行行こう。
まとめ
特に大きなオチもなく、淡々と終わる映画。
ポップな雰囲気とは裏腹に設定は結構酷い。
メッセージ性は強め。